今年もKAMI・GAKRI2010が開催されました。
去年、初めて見に行って紙のすごさを感じたイベント。
今年は企業とデザイナーが一緒になって、パッケージをDressUpをテーマに提案していました。
沖縄のいまをときめくデザイナーが創りだすさまざまなパッケージを見ることができて、デザインの力に感動しました。
ご縁あって、花の店たんぽぽにもDMとポスターを置かせてもらいました。
pokke104(池城ゆきの)
ファッションキャンディのお菓子のパッケージデザイン。まるで、竜宮城のお土産箱みたいな脚付き重箱形のお菓子箱。イラストは魚やサンゴやお花が描かれていて躍動感も感じらました。もらったら絶対嬉しいな。子供だったら宝箱にするかも。
こちんだatelier(名嘉太一・名嘉恵利子)
四つ竹のお土産用パッケージ。沖縄の房指輪をモチーフに家紋のようなデザインで高級感がありました。お土産を一段上のクオリティに押し上げた感じがしました。
Be Design(長嶺良太)
U denim & Co のデザイン。昔とロゴが変わったのは知っていたけど、それを爽やかな印象に仕上げてるなと思いました。生活に彩りをというメッセージを感じました。
大西広告制作所(代表:大西克秀)
ダイアモンドアーティストM’sのジュエリーのパッケージデザイン。箱の中に海の深さを表現していてキレイでした。箱を開けたときの嬉しさが倍増しそう。
UNITED CREATIVE(大嶺秀史・大嶺愛)
株式会社南都のデザイン。ハブ酒って怖いイメージ(ハブが入ってるのが普通だから)。それを女性向けにして健康によいことをアピール。手に取りやすいパッケージに仕上げてました。
think of(金城博之)
謝花きっぱん店のデザイン。箱を引き出すとそこに季節が。お店の人の想いがつまってるんだと感じるパッケージでした。高級感も出ていて、とてもよかった。まだ食べたことないんだよな。
宜寿次美智
ちんすこう本舗 有限会社新垣菓子店のデザイン。伝統あるお菓子展の船のデザインを上手く使って、これまでのよりはっきりと印象の残るようなパッケージになってました。別の新しいパッケージは、エンボス加工(?)の紙を使っていて、高級感を出してました。紙の種類によって、パッケージって印象がこんなにも変わるんだなって思いました。
花城美香
ぱいかじのデザイン。知花花織で作られたテーブルクロスやタペストリーが印象的でした。紙って丈夫だし、うまく使えば素敵なインテリアにもなるんじゃないかなと思った。
チームオクマ
有限会社今帰仁酒造のデザイン。本を開いていくとそこにお酒が入っているパッケージでした。その本に載っている写真と言葉で不思議と懐かしいようなホッとするような気持ちになりました。
MUI design(オオツルサヤカ)
Yunaのデザイン。何が出てくるんだろう?って思う三角の形をした箱でした。シンプルなんだけど、中身を期待させるようなパッケージだったと思います。
奥平千春
紅豚のデザイン。豚の足跡をモチーフにピンクでかわいらしいパッケージでした。パッケージの横に置かれていた紅豚にまつわるお話が素敵でちょっとウルッときました。
カニメガ(仲間 隆博・池間 優紀)
司法書士喜屋武事務所のデザイン。普段使いされる封筒や書類箱に街並みが描かれていて、司法書士という堅いお仕事で使われる中にもデザインが入るだけで、他との違いを感じられるデザインになってたんじゃないかと思います。
アイデアにんべん(黒川真也・黒川祐子)
空港にあるお土産屋さんタイラのデザイン。お土産用の袋を新聞のようにして沖縄文化を紹介していて、待ち時間に思わず読んでしまうだろうなと思いました。これまでの沖縄のお土産屋さんの袋には、こんなデザインなかったなと思う。ショップカードや小分けの袋にお店の場所を表すようなデザインもあって、また沖縄に来たら、またこのお店に行こうって印象をあたえられるのではないかと思いました。
キングジョー・ファクトリィー(金城智博)
勝山シークヮーサーのデザイン。これ、普段から飲んでます。従来のパッケージを活かしたデザインと、新しいオシャレな印象のデザインの2パターンを提案してました。普段の生活で使うことが多いから、手に取りやすい従来のパッケージを活かしたデザインがよいなと思いました。プレゼントにはオシャレなのもいいですね。
ウチマヤスヒコ(株式会社サン・エージェンシー)
紙で作られた帽子のデザイン。これ紙なの?ってビックリしました。テンガロンハットがカッコよかった。
紙って本当にいろんな表現ができるんですね。
次回のKAMI・GAKARIも楽しみだな。